前回、閑谷学校から旅の続き
今回18切符を使った旅をしようと、
第一の目的地に閑谷学校を選んだわけですが、
もう一ヵ所くらい、と探していると面白そうな島を発見。
今回の舞台は大多府島(おおたぶじま)です。
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左上の赤丸が前回の舞台、閑谷学校。
そこから南東に位置する大多府島には
日生(ひなせ)から定期便を利用して向かいます。
ひなせ という響き素敵ですね。
日生から大多府島へ向かう定期便は1日に7便ありますが、
日生駅前から出航する便は12:20のみ(2018年4月現在)なので、
大半はJR日生駅から徒歩15分程度の「日生」乗り場からになります。
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ちょうどお昼時間を挟んで時間に余裕があったので
地図の半島状の部分をぐるっと散策して「日生」のりばへ向かいました。
片道40分「のりな~せ」に乗って行ってきました。
この定期便、まだ2才くらいだそうで、
シートも座り心地がよく快適でした。
揺れも心配していたほどでなく、
帰り便は2階の開放デッキで島々に架かる橋や景色を堪能できました。
島の住人たちの日常の足になる船のようで、
明らかに観光目的で利用しているのは私たちくらいでした。
帰りの定期便の時間から、滞在時間は1時間!
案内看板の横で漁の網を手入れ中の地元の方に確認して早速第二の目的地へ。
途中、不安になる道のりを進むこと25分。
島の南側へ抜けることができました。
必死すぎて途中の写真はゼロ…
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見えてきた道案内には「異常気象時、立入禁止」の文字が。
当日は疑いようのない晴天だったので先へ進みました。
が、
現在は落石の危険があるためロープが張られて立入禁止になっていて、
のぞくことも遠めに見ることもできなかった勘三郎洞窟。
その昔、勘三郎が偽銭作りに勤しんでいたそうです。
人目に付かない、絶好の場所だったようです。
今は舟で海上からアクセスするのみでしょうか。
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どうやら道を間違えて遠回りしてしまったようです。
帰りは10分程度で港に戻ってこられました。
お陰で島の西半分をグルっと散策したことになりました。
六角大井戸
みごとな石組です!
この大井戸は港から徒歩1分程度のところにあるので、定期便の待ち時間でも充分見学できるとことです。住宅の隙間を通るので少々抵抗はありましたが…
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元禄11(1698)年の大多府港の開港と同時につくられたと伝わる井戸だそう。
まずは水源の確保が大切というのは300年以上経っても変わらないものですね。
日生(ひなせ)港では至る所に貝殻が干してありました。漁港ならではの景色!
様々な利用方法があるようなので出荷待ちの子たちでにぎやかでした。
細かい粉にしたものを漆喰に混ぜたりするものもあるので、
どこかの現場で再会するかもしれません。
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苦手意識のあった牡蠣を克服するという裏目的があったのですが…
諸条件により、数日前から生ガキの提供を中止したそう。
タイミングが悪いのはいつものこと、
リベンジを誓って帰路につきました。
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弾丸の日帰り18切符岡山ツアー 完
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仕立建築舎 平賀
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みの (水曜日, 08 8月 2018 18:00)
楽しい日帰り旅行ですね。
勘三郎洞窟、かつて贋金を製造していた場、とても興味があります。
現在は、洞窟には、立ち入れないとの事、残念。。。
苦手牡蠣の再チャレンジ、今回、ご一緒の方と是非!